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 緊急事態宣言の発出により、例年であればいろんな春フェスのニュースで賑わう時期にも関わらず、春フェスが開催されるのかどうかさえ聞こえてこない。コロナ禍においても野外フェスだからこそ発信できることは少なくない。フェスから開示される未来を井出辰之助さん(FUJI & SUN)釜萢直起(GREENROOM FESTIVAL)さん、森田健太郎さん(FFKT)さん、社長(ONE PARK FESTIVAL)の4人に語り合ってもらった。菊地 例年であれば今日の座談会...
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 2020年、OutdoorResearchは世界的な新型コロナウイルスの蔓延にあたって、130人以上のスタッフが参加するサージカルマスクのスペシャルチームを編成しました。目的は短時間で、医療的効果の高いサージカルマスクを開発し、量産すること。そのために、本社内の縫製工場をマスク製造の拠点としたのです。その開発の様子は、以下のムービーにも見ることができます。プロジェクトの進展は驚くほど早く、コンセプトを固めて最初のサ...
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 子どもの頃、暮れになるとうちにお歳暮がたくさん届いた。地方からの贈り物も多かった。そのなかで毎年いただくものがあった。それはワカサギの筏焼き (*1) だ。6~7cmほどの魚が串に刺され、行儀良く寝かされていた。(*1)筏焼き=筏は、木を組んで水に浮かべる「いかだ」のこと。つまり、小魚をいかだ状に横に並べて、縦に細串を打ち込んだもの。それを火で炙って食べる。これを、網を乗せた火鉢の炭で焼く。あたたまると脂が浮...
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 100年以上もの長い間、世界中の人から愛される真空スチールボトルをつくり続けてきた スタンレー(STANLEY) から、既存の「クラシック」「ゴー」「マスター」「アドベンチャー」に続く新シリーズが登場する。その名も、「レガシーシリーズ」だ。レガシーという言葉には「世代をこえて受け継がれるもの」という意味がある。保温保冷性の高い真空ボトルとして、アウトドアファンの間で不動の人気を確立しているスタンレーが、世代...
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 みなさん、こんにちは。「 BASE CAMP 」のA-sukeです。ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。いやー、緊急事態宣言も延長戦です。ワタシの店 BASE CAMP もいつもとは違う営業スタイルで耐え忍んでおります。緊急事態エリア内の山好きのみなさまはも...
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 昨年の秋、某イベントで展示販売されていた「XTRATUF(エクストラタフ)」という日本初上陸のラバーブーツ。たまたまそこに居合わせた小雀陣二氏におすすめされて、購入しました。その日も小雀氏はXTRATUFを履いていて、自身が履いている物はアラスカで購入しそれから長らく愛用されているものだとか。アラスカのカニ漁やサーモン漁の漁師さんたちがこぞって履いているらしく、アラスカンスニーカーとも呼ばれ、濡れず、滑らず、...
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 2歳児、“明日” を発見する つい最近まで2歳8ヶ月の娘には “明日” がなかった。いま、この瞬間のみが彼女にとってすべてであり、“明日” という時間の概念が理解できていなかったのだ。ところが、だれに教わるでもなくいつの間にか、“明日” という言葉を使いこなすようになってきたから不思議だ。「片付けなさい!」と叱ると「明日やりまーす」と言い返され、口答えにムッとするのを通り越して感心してしまう。明日という日が来る...
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 この世に誕生してあっという間に、高い機能性と、すぐれたデザイン性で称賛を得たブランドがある。2018年に長野県松本で生まれた ゼインアーツ(ZANE ARTS) だ。機能と芸術の融合をめざしたゼインアーツの製品たちは、発売開始後すぐに注目を集めることとなり、ワンポールテント「ゼクー M(ZEKU-M)」は、2020年グッドデザイン賞を受賞し、グッドデザイン・ベスト100に選ばれている。そんなゼクーに、さらに大型の「ゼクーL(ZEKU-...
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 数年前に開設されていたにも関わらず、開店休業状態だったAkimamaチャンネル。服部文祥やホーボージュンといったスターたちが続々と個人チャンネルを立ち上げるなか、負けてはいられじ、とついに本格始動です。第一段は 「野営のプロが教えるソロ用タープの張り方と実用的ロープワーク」 。講師役は、水辺での野営を得意とするアウトドアライターの藤原祥弘さんです。「自分が野営の達人かはさておき、実用的な使い方はしている...
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 コロラド州で生まれた、超軽量トラベルギアのブランド「 マタドール(Matader) 」から、新シリーズ「On Grid(オングリッド)」が発売される。マタドールは、すぐれたカット技法と施工技術をもとに、パッカブルギアを進化させ続けているブランドで、2020年7月より、エイアンドエフで取り扱いが開始された。キャンプでも旅行でも、荷物を入れるメインのバッグのほかに、コンパクトに折りたためるサブバッグを持っていくと、グッと行...
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 これまでお話してきたようにOutdoorResearch(アウトドアリサーチ 以下OR)は製品に明快なコンセプトを与え、そこに求められる機能性をむだなく実現することを信条としてきました。だからこそ製品には揺るぎのない信頼性やどっしりとした安心感がともなっているのです。【OutdoorResearch①】アウトドアでの実践をもとに、ロジカルな思考で問題を解決していく“OR” > 【OutdoorResearch②】フィールドに必要な機能を見極め、熱意とテ...
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 今年、ブランド誕生40周年を迎える メレル(MERREELL) は、ブランドアイコンであるシューズを続々アップデートする。その新作第一弾が、大人気シリーズ「ジャングルモック」が進化した「ジャングルモック エコ(JUNGLE MOC ECO)」。すでに幅広いシーンで不動の人気を博しているシューズが、つぎにめざしたもの。それは、地球の未来を見据えたサスティナブルな素材を使ったシューズだ。ジャングルモックは、カウボーイブーツからは...
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 「旭岳トレイルキーパー」という屋号を掲げて、個人で旭岳の登山道整備に時間を費やす藤このみさん。彼女の地道な活動は多くの人の共感を呼びながら、さまざまなムーブメントへとつながっていきました。そのひとつが2020年9月に実施された「旭岳 第一天女ヶ原 木道(あさひだけ だいいちてんにょがはら もくどう)」の整備です。旭岳登山道の木道修復の様子。残っている杭や木道の残骸など、使える材はなるべくリサイクルしながら...
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 晩冬の季語とされる「蝋梅(ロウバイ)」という花がある。薄い透明がかった黄色の花弁のちいさな花で、その強く甘い香りは気持ちを華やかにしてくれる。1月のある日、蝋梅を観賞するため、名所のひとつにあげられる埼玉の長瀞(ながとろ)にある宝登山(ほどさん)へ向かった。長瀞に着いたのは朝9時ごろだった。気温は0℃前後。快晴のため、太陽からの熱であたたまりはじめてはいるが、まだ呼気は白く、肌寒い。この日の目的地は、宝...
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 登山道とは、自然という大海に突き出した桟橋のようなものです。山はそれだけでは雄大かつ手厳しいため、近づくことさえできません。けれど登山道があることで人は計画を作り、散策を楽しみ、美しい風景や素晴らしい環境に感動し、迷うことなく安全に帰ることができます。登山道があることで、人はちょっとだけ山に触れることができます。しかしその登山道には整備が必要です。整備を怠ると雨水に侵食されて道そのものが荒廃す...
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 このコロナ禍のなか、ランニングをする人は増加しているという。街中はもちろんだが、山を走るトレイルランニングであっても他人との接触には気をなければならない。そんなランナーにいま、飛ぶように売れているというアイテムがある。多用途に使用でき、もともとネックウォーマーとして人気のあった「チューブ型のヘッドウェア」だ。ブランド名なのだが総称としても語られている「バフ(Buff)」という名に聞き覚えのある人も多...
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 昨年9月、Akimamaでは世界的なコロナ禍の中、OutdoorResearch(アウトドアリサーチ 以下OR)がマスクを発売したことをお知らせしました。OutdoorResearchがマスクを発売。アウトドアブランドらしく、機能性と装着感を追求 記事の中で『ORは2020年初頭からの新型コロナウイルス蔓延にあたって、130人以上のスタッフでサージカルマスクのスペシャルチームを編成。公衆衛生に役立つマスクを製造するために、アメリカのワシントン州シ...
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 読者のみなさん、「大会」って好きですか? 私は好きです。目標ができて日々走るモチベーションになりますし、独特の緊張感が非日常の心地よさを感じさせます。毎週レースに参加するまでではありませんでしたが、ほかのアクティビティや金銭面との兼ね合いを考え、半年に1〜2回、無理のない程度に参加するのが私流でした。とくに、以前出場した「ハセツネ」は私の最長記録であり、とても楽しかった思い入れの強い大会です。出産...
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 みなさん、こんにちは。「 BASE CAMP 」のA-sukeです。ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。新年明けたっていうのに1週間で首都圏は緊急事態宣言。東京・水道橋にあるワタシの店 BASE CAMP も2/7までは夜営業は土曜日のみになります。エリア内の山...
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 山ヤ夫婦、子育てに行き詰まる 今年の春、私たち山ヤ夫婦に、第2子である息子が生まれた。お姉ちゃんになった娘は、息子が生まれたときにはまだ2歳になったばかり。イヤイヤ期や赤ちゃんがえりに加え、コロナ禍の不安な雰囲気に子どもなりに影響を受け、娘はすっかり情緒不安定になってしまった。息子が生まれたのは新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の真っ只中。イヤイヤ期の娘と新生児と家に軟禁状態で、わが家も...
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 佐渡ヶ島と言えば金だ。その昔、江戸時代にはその一大産地だったことは有名だが、採掘が近年まで続いていたことや、金だけでなく銀も多く産出したことなどはあまり広く知られてはいない。この佐渡金銀山は明治になって官営化。近代的な産業へと変わっていくなかで造られた建物や坑道、選鉱のための施設、古道などは現在、文化財として残されている。■相川金銀山 北沢浮遊選鉱場/浮遊選鉱法と呼ばれる比重を利用した選鉱方法を、...
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 稜線から眺める最高の見晴らしや、極上パウダースノーを思い浮かべながら山を登り進んでいると、体温調節のためのこまめな脱ぎ着がペースを乱し、面倒に感じる人は少なくないのではないでしょうか。私もその例外になく、「着たまま」という物ぐさなワードが大好物。秋冬ウェアとして人気に火が付いた「アクティブインサレーション (※) 」が数年前に登場したときには、“何とかゆいところに手が届くものが出たんだ”と小躍りしたほ...
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 アラスカやカナダといった壮大な自然のなか、雪をたたえた急峻な山々を滑るバックカントリーライディング。自然の地形をフルに活かしてジャンプやスピンを楽しむフリーライディング。あるがままの雪山を相手に、その滑りや斜面に刻むラインで表現を続けるライダーたちを映像として捕らえているのが日本のフィルムプロダクション「 Heart Films(ハートフィルム) 」です。2006年から毎年映像作品を発信してきたこのHeart Filmsが...
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 2020年12月に コンサベーション・アライアンス・ジャパン (CAJ)が、年末年始の冬休みを控え、コロナ禍における野外活動の基本となる行動ガイドライン「#ステイコネクテッド~自然と適切につながるための6つのヒント~冬季編~」を発表しました。これは、CAJが、6月に日本のアウトドアを推進する10団体と共同発表したガイドラインのウインター・バージョンであり、積雪期の今、フィールドへ行くための行動指針になっていま...
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 イギリス生まれのアウトドアブランドであり、世界中のクライマーに愛されるカリマー(karrimor)が、抗ウイルス加工を施したフェイスカバーを発売する。素材に使われるのは、ポリジン社の特殊技術「Polygiene ViralOff® (バイラルオフ)」を採用したポリエステルとポリウレタンの混紡素材で、塩化銀を有効成分とし、繊維状の特定のウイルスやバクテリア数を減少させるというもの。装着時には両耳に引っ掛けて固定するタイプ。行動...
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 「包括連携協定」。ここ数年、よく目にし、耳にするようになった言葉だ。一般的には、自治体と民間企業が連携をし、地域社会の課題解決へ向けて手を組んで取り組んでいく、そのための協定のことを指す。自治体も企業も、それぞれが持つ「強み」を相互に生かすことで、単独ではできなかったことを具体的に推し進めることができるメリットがある。「包括」とアタマにあるのは、限定的ではなく、全体的、総合的な大枠を定めること...
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 旅する画家として明治から昭和にかけて活躍し、精神科医のフロイトやイギリスのダイアナ妃に愛されたことでも知られる吉田博(1876~1950年)。深山幽谷の繊細な空気を写実的に表した画家は、晩年、木版画で世界的に評価されてゆく 。そんな吉田博の木版画を一堂に集め、版木や写生帖を合わせて展示する「没後70年 吉田博展」が、2021年1月26日より、東京都美術館(上野公園)にて開催される。《日本アルプス十二題 劔山の朝》大正1...
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 「登山・アウトドア用品専門店」と銘打つ関西の老舗、好日山荘が京都店を移転。駅前から京都の中心地でもある河原町へと場所を変え、先日、新たにリニューアルオープンをしました。「京都河原町店」の開店は、2020年12月11日の金曜日。河原町の一等地ともいえる「河原町OPA」の地下1階にあります。この店舗、いつもの好日山荘とは少しちがった展開をしているというウワサを聞きつけ、開店から数日後ではあったけれど、さっそく...
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 年末に開催が予定されていた大阪のRADIO CRAZY(12月26日〜28日)、東京のCOUNTDOWN JAPAN 20/21(12月27日、29日〜31日)、KEEP ON FUJI ROCKIN’ Ⅱ(12月31日)の3つのフェスが、相次いで開催中止、もしくは観客を入れてのライブの中止を発表した。新型コロナウイルスの感染確認者の急増や、医療機関の逼迫状況がその理由だ。秋になり、野外でのフェスは様々な感染対策を施した上で開催されるようになった。フェスの灯火を消さない、...
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 1日目の記事はこちら ショッフェルと行く、京都の秋。カメラマン夫婦の撮影旅【1日目】 愛宕詣(あたごまいり)へ 撮影旅2日目、ルーカスとチカは京都の奥座敷である清滝へ足を運んだ。清滝は紅葉の人気スポットであるが撮影は行なわず、“一歩踏み込んだ自然” を求め、奥にそびえる愛宕山へ向かう。愛宕山の登山口へは、嵐山よりバスと徒歩で30分ほどでたどり着く。観光客でごった返していた嵐山とちがって、ここは静まりかえって...
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 自然を求め、晩秋の京都へ旅に出る アウトドアが趣味のカメラマン夫婦、ルーカスとチカが、晩秋のある日、京都に降り立った。目的は、京都の “一歩踏み込んだ自然” をカメラにおさめること。ふたりはアウトドアブランドのショッフェル(Schöffel)を身にまとい歩きはじめた。旅の基点となるのは嵐山。いたるところに名刹や景勝地が点在している。今回の旅では観光客の喧騒から離れ、静かな山をめざす。まず向かったのは「竹林の小...
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 さりげない日常の1シーンや旅から得たものを歌にするシンガー・ソングライターのCaravan。歌から聞こえてくる等身大のメッセージは、地球への優しい視線も内包されている。野外で聞くCaravanのライブは、周りの自然とハーモニーしているように感じられることもある。野外フェスへの出演も数多く、海の環境保護をフェスのテーマにしている「GREENROOM FES」では、もっとも数多く出演しているミュージシャンがCaravanかもしれない...
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 12月になって「2021年のフェスはどうなるのだろう?」ということをよく聞かれるようになった。年末には、関西ではRADIO CRAZY、首都圏ではKEEP ON FUJI ROCKIN’II “On The Road To Naeba 2021”やCOUNTDOWN JAPAN 20/21が、入場者数を制限するなどの感染拡大対策が施されて開催される。一方で、1月に岩手県安比高原で行われているAPPI JAZZY SPORTは開催を見送った。コロナ禍による2021年のフェスの姿ははっきり見えてこないし、...
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 前回のストーリーでお話したように、OutdoorResearch(アウトドアリサーチ 以下OR)はつねに機能性を重視しています。いや、重視するというよりもORは機能性の上にこそ成り立っているブランドだと言っていいでしょう。【OutdoorResearch①】アウトドアでの実践をもとに、ロジカルな思考で問題を解決していく“OR” その社風は創業者のロン・グレッグが科学者であったことに大きく関わっています。ロンは過去に、使っていた製品の完成...
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 調味成分を含まないスパイス 2020年はアウトドア用スパイスのブームが巻き起こった年でした。おもに肉料理を対象に、かけるだけでおいしくなるスパイスが大流行。折からのアウトドアブームとも相まって、さまざまなスパイス調味料が登場しました。そうしたなかにありながらも流行をまったく気にすることなく、オリジナルスタイルを貫いているスパイスがあります。「POWDER 8(パウダー エイト)」は北海道産のニンニクとトゥルシ...
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 みなさん、こんにちは。「 BASE CAMP 」のA-sukeです。ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。もう12月ですよ。今年もあと少しなんですか(笑)。コロナの影響などで、なかったような1年でしたね。気付けば季節はラーメンがおいしい寒さになってきまし...
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 「いよっ、どうだい?」 と硝子戸から人懐っこい顔をのぞかせたのは高野建三 (*1) さんだ。(*1)高野建三=写真家。1938年、東京の生まれ。フライフィッシングやアウトドア関連の写真の草分け的な存在。ゲーリー・スナイダーや故・山尾三省との交流も深い。故人。「釣り行ってるかい?」 と言いながら名刺ほどの大きさの紙袋を渡された。それはアユの友釣り用の鉤が入った袋だった。「これね、細くてかなり掛かりがいい鉤なんだ、お...
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 キャンプ料理の醍醐味といっても過言ではないのが焚き火や炭火を扱う調理法です。薪や炭に火をおこす作業が面倒に思えてつい遠ざけてしまうかもしれませんが、とくに暑さから解放される秋〜冬は炎を前にした調理もグンはかどるようになり、普段のキャンプがひと味もふた味も違った時間に。まさにこれからが焚き火料理のシーズンとも言えます。おいしいものを丁寧に作って食べるキャンプ、いいですよね。さて今回、キャンプ料理...
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 2020年12月8日、一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン(Conservation Alliance Japan)が、日本のアウトドア産業に関わる事業者らと協働で、気候危機に対して積極的な行動を呼びかける「CAJ-アウトドア気候アクション・コレクティブ/CAJ-Outdoor Climate Action Collective」(以下OCAC)を立ち上げることを発表しました。多くの科学者が確信を持って断言しています。10年以内に容赦のない気候危機が、私たちの環...
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 多くの野外イベントが活動を見送っていた8月。長野県富士見高原でキャンプイベントCAMPus(キャンパス)が初開催された。主催したのは6月に同じ場所でフェスを開催する予定だったTHE CAMP BOOK。フェスよりもライブなどのコンテンツも、飲食や物販などの出店も少なくしての開催だった。3回目は冬キャンプとして浜名湖の渚園キャンプ場で開催されることになった。野外での開催だからこそ徹底できる密の回避。イベントを続ける思い...
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 キャンプ場から約500mにクラフトビールの醸造所が、そんなビール好きキャンパーにはたまらぬ状況が四国の秘境に出現しました。グランドオープンは11月1日、場所は仁淀川の支流で、深いV字谷の中津渓谷の少し上流。青く透明な渓流のそばにポツンとある小さな醸造所が「ムカイクラフトブルーイング『BLUE BREW(ブルー・ブリュー)』」です。中津川のそばの林にポツンとあるムカイクラフトブルーイング「BLUE BREW」。「BLUE BREW」...
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