指定カテゴリー: 遭難対策
マムートの雪崩ビーコン練習場
2015年1月29日 00時33分
なんと、マムートは、雪崩ビーコンのユーザー用の練習場を運営しているそうです。それも、11箇所も…。
紹介する記事
(スイスのツェルマットの)Schwarzsee(シュワルツゼー)に設置されているMammut Avalanche Training Center, Zermatt(マムートスポンサーの雪崩トレーニングセンター)のご紹介です。
こちらでは雪崩で埋没した人を探し出す無線機:ビーコンの実用練習が行うことができます。
訓練施設は約100x100メーターのポールで囲まれ、そのエリア内で複数機のビーコン送信機が雪の下に埋められています。
写真左手に見える看板にビーコンの使い方・探し方が説明してあり、右手に見える赤いランプのついた機械が埋められたビーコン送信機のコントロール機になります。
初級・中級・上級の3コースありコントロール機のボタンを押すと雪の中に埋められたビーコン送信機がランダムに選ばれ初級は1機、中級は2機、上級は約3~5機電波を送信し始めます。
練習者は自分のビーコンを使いそのランダムに選ばれた送信機の電波を受信しビーコン発信機(人)が埋もれている場所を見つけ出します。
コントロール機には時間がカウントダウンされ何分何秒でビーコン発信機(人)を見つけ出したかわかるようになっています。
スイス国内では11ヶ所に同様の雪崩トレーニングセンターが設置されています。
驚きました。素晴らしいです。
登山の四方山話 管理人
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