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freefan 70号 の懸垂下降の解説の「2本のロープを連結する結び」について
2014年12月17日 01時54分
freefan は、日本フリークライミング協会が半期毎に発行する会員誌です。
クライミングに関した各種の情報が掲載され、クライマーには有用な資料になっています。 ・日本フリークライミング協会 ・freefan 会員になれば、自動的に郵送されてきますが、通常の書店やamazonでは、販売されていません。 会員でない方は、取扱を行っている一部のクライミングジムや登山用品店で購入するか、日本フリークライミング協会から直接入手が可能です。 ・freefan の販売協力店 ・freefan のバックナンバーの在庫状況と購入方法 そのような freefan の最新号の70号で、懸垂下降の技術が解説されていました。 紹介する記事
懸垂下降の2本のロープを連結する結びは、以前(大昔?)は「ダブルフィッシャーマン」でした。その後、「結び目がスタックしやすい(ひかかりやすい)」という理由だったと思うのですが、日本では「8の字」が主流になりました。 あるとき、欧米で活動を行った人たちから、欧米の主流は「オーバーハンド」であることが伝えられてきました。欧米が「8の字」を使用しない理由は、「8の字」は結びの全体が剥けるようにクルンと外側に回転することがあるから、というようなことだったという記憶があります。日本では、その可能性の対策として、結んだ余りの長さを十分にとることが言われてきました。 今回、freefanに掲載された解説では、懸垂下降の2本のロープを連結する結びとして、「オーバーハンド」が解説されています(freefan70号の24ページ:以下)。 ![]() これまで、他の結びと併記した例はいくつか見ましたが、「オーバーハンド」だけを解説した例は少ないと思います。しかし、今後は、その方向(「オーバーハンド」だけを解説)になっていくのでしょうね。 現在、そして、これからしばらくは、懸垂下降の現場で「8の字」と「オーバーハンド」が混在するのだと思います。しかし、両者の混在は、安全のためには、望ましくないように思います。ガイド協会などがその結びの組織内標準のようなものを定めてくれると、一般のクライマーも早期にそれに移っていくと思うので、そのようになるとよいのではないかな、と思いました。(^^) 登山の四方山話 管理人
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